【先進的窓リノベ事業】内窓リフォームの見積を取りました。

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こんにちは。たむ(@tamumat1111)です。新築戸建てを計画中です。

 

私は注文住宅の購入を考えています。

できるなら高性能住宅にしたいと思っています。

今の住まいは築20年ほどの仮住まいです。

いずれ新居に住むわけですが、今の住まいの内窓リフォームを考えています。


何故でしょうか。それは冬は寒くて、夏は暑いからです。


冬の寝室は特に寒いんです。
夜はエアコンを付けても窓際は冷気を感じます。


夏はリビングが暑いです。こちらは昼間が過酷です。

今の住まいではあと1回か2回ほどしか夏冬を過ごさないつもりですが、それでも付けたいと思っています。


その理由は、補助金です。

先進的窓リノベ事業という補助金制度が始まり、めちゃお得に内窓が付けられるからです。

補助金制度の内容と、実際にウチの場合の見積の例を示したいと思います。


暑い、寒いで悩んでいる方は一度補助金を利用したリフォームを検討されはいかがでしょうか。

先進的窓リノベ事業について

先進的窓リノベ事業は、既存住宅における窓の高断熱化を促進するため、
改修に係る費用の一部を補助することで、
エネルギー価格高騰への対応(冷暖房費負担の軽減)や、
2030年度の家庭部門からのCO2排出量約7割削減(2013年度比)への貢献、
2050年ストック平均でZEH基準の水準の省エネルギー性能の確保への貢献を目的とする事業です。

https://window-renovation.env.go.jp/about/



事務局HP:

https://window-renovation.env.go.jp/

報道発表資料:

https://www.meti.go.jp/press/2022/11/20221108001/20221108001.html

https://www.env.go.jp/content/000096826.pdf

この事業は窓の改修に特化したものですが、お得なのが補助額です。

1/2相当の定額補助となっていますが、内窓リフォームの場合、実際に見積を取ると1/2を大幅に超える補助金が貰える場合がほとんどです。

定額の補助金なので、1/2を超えても補助金を返還するとか、そういった必要はありません。

大盤振る舞いですね。


省エネやカーボンニュートラルに向けて国が本気で取り組んでいるとも言えるでしょう。



ちなみに、この事業は内窓設置を他に外窓設置やガラス交換といった工事も対象になりますが、
費用対効果としては内窓が一番良いのではないかと思っています。

概算額の確認方法

窓メーカーのサイトで概算額が確認できます。

窓・ドアリフォーム 省エネ補助金ナビ | 住宅省エネ2023キャンペーン(「国土交通省・経済産業省・環境省」3省連携による住宅の省エネ化支援強化策<補助制度>) | YKK AP株式会社

また、内窓の施工が可能な会社でも概算が確認できます。

内窓の販売、施工専門店|エコ内窓ショップ
窓の断熱、防音に効果的な内窓の販売、施工の専門店エコ内窓ショップ。今なら先進的窓リノベ補助金もらえます。

内窓リフォーム業者の探し方

補助金を利用した内窓リフォームは、どの業者でもできる訳ではなく、補助金制度に登録した事業者でないと、補助金が受け取れません。

補助金利用を相談できる事業者の検索
住宅省エネ2023キャンペーンの「補助金利用を相談できる事業者の検索」のページです。

上記から事業者が検索できますが、公表している事業者しか検索で出てきません。

ここに載っていない事業者でも補助金が利用できる可能性があります。


私の場合は、検索条件に『営業エリアが「全国」を除外する』にチェックを入れて最初から絞り込みました。

全国って書いてあるのに自分の住んでいる地域に対応していない可能性があるからです。



そして、「窓~」や、「~マド本舗」「MADOショップ~」と書いている店舗に絞り込んで見積もりをお願いしました。






いずれも内窓リフォームを専門に行っており、価格的にも、施工品質的にも良心的である可能性が高いと思っているからです。

ちなみに「~マド本舗」はLIXILの提携店、「MADOショップ~」はYKK APの提携店です。

提携店ではそのメーカーの内窓しか対応できないと思われます。

実際に取った見積もりについて

実際にウチの場合の内窓リフォームの見積を紹介します。

見積を頼んだのは、「エコ内窓ショップ」です。

内窓の販売、施工専門店|エコ内窓ショップ
窓の断熱、防音に効果的な内窓の販売、施工の専門店エコ内窓ショップ。今なら先進的窓リノベ補助金もらえます。

実際に家に来てもらい、採寸してもらいました。

私が依頼した内窓の仕様は

・プラマードU

・引き違い窓

・Low-E複層ガラス断熱タイプ

・ガス入り

・樹脂スペーサー

・クレセント錠


です。

見積は以下の通りです。

品名数量単価金額備考
内窓(上記仕様)342,336127,008定価の58%OFF
標準取付工事費320,00060,000
補助金申請手数料13,636
配送搬入費10,000
値引き-24,000
小計186,644
税込合計205,308


二社目から見積が来ましたので二社目も載せます。


品名数量単価金額備考
内窓(上記仕様)350,400151,200定価の50%OFF
標準取付工事費27,000
下地材+コーキング6.7m7004,690
搬入・諸経費10,000
小計192,890
税込合計212,179

二社目の方が高いです。

コーキングは一部分だけ必要と判断されたのか、別途計上されています。

6.7mは、窓サイズ全周の長さより少ない数字です。

補助金額は、窓サイズ「中」の性能「S」なので、1枚当たり57,000円もらえます。

https://window-renovation.env.go.jp/construction/inner-window.html


3枚なのでもらえる補助金は171,000円。
つまり、補助金込ですと実質34,308円になります。(安い方の見積の場合)

1枚当たり11,000円ほど。こんだけ安かったら付けますよそりゃ。

ちなみに、一旦工事代金全額を支払う必要があり、後から補助金分が戻ってくる形です。
補助金の申請は事業者が行います。

このあたりは事業者によって対応が異なる可能性があります。

注意点

交付申請の手引きが掲載されました。(2023年3月3日)

https://window-renovation.env.go.jp/assets/doc/mado_koufu_reform.pdf

交付要件はよく確認しましょう。

特に、工事費用の税抜額が補助額を下回っていないと補助対象外になることに注意が必要です。

参照:https://window-renovation.env.go.jp/assets/doc/faq_reform_mado.pdf

No.24より

最後に


二社の見積が来ましたので、安い方の会社に工事を依頼しました。

YKK APのプラマードUは納期遅延が発生しているようで、
施工は4月中旬から下旬頃になるそうです。


無事補助金が貰えるのを願うだけです。


ちなみに、うちの住まいは賃貸ではありますが、親族所有の住まいです。

なので許可を取り、内窓を付けることが可能です。


今後住み継ぐ人のためにも、多少お金を払ってでも内窓を付けることに意味がありそうなので、工事をしようかなと思っています。

今の住まいの窓はこんな感じ。

使用しているサーモグラフィはこれ。




この時の外気温は8℃ほど。サッシが外気温に近い温度です。

これがどれくらい改善するか楽しみです。


今後も同様の補助金制度は出てくる可能性はありますが、今ほどお得に内窓が付けられるかどうかは微妙なんじゃないかなと思います。

これ以上の補助金がもし出てきたら、利用希望者が殺到しそうな気がします。
今も殺到しているのかもしれませんが。

この事業の予算が無くなれば補助金は戻ってこないので、その可能性を受け入れた上で工事を頼む必要があります。

誰でも補助金が受け取れるわけではありません。先着順で、予算が無くなれば終了です。
予算は1000億円で前例のない規模だそうですが、急ぐことに越したことはありません。

 

以上です。

以降の経過は以下の記事にまとめています。

窓以外のリフォームも一緒にお願いする場合、一括見積サイトを利用するのが便利です。



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この記事を書いた人

3才の長女と0才の次女の父である32歳の会社員。
仙台で一戸建て注文住宅購入のため、日々勉強中。
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