こんにちは。たむ(@tamumat1111)です。新築戸建てを計画中です。
私は注文住宅の購入を考えています。
できるなら高性能住宅にしたいと思っています。
前回のウェルネストホームに宿泊体験をした続きになります。
宿泊体験の記事はこちら。
ライフプランシミュレーションをしてもらえるということで、お願いしました。
宿泊体験をした朝に、ライフプランシミュレーションに関する情報を記入するシートをもらいました。
それがこちらです。
色々と記入する欄があり、これに記入することで、将来の資産がシミュレーションできるそう。
もちろん、家を建ててローンを組んだ後の資産です。
結構調べたり、考えたりする必要がある内容です。
記入が終わったら、写真に撮って送ってください。次回打ち合わせの3日前くらいまでにお願いします。
打ち合わせは宿泊体験の日から2週間後。
十分時間はありますので、ゆっくり考えられます。
記入する内容について
記入する内容は大きく分かれて5つです。
・基本世帯状況について
・家計の支出状況について
・住まいについて
・住宅取得のための資金について
・老後生活のための資金について
基本世帯状況については、家族の生年月日(年齢)や現在の職業と年収、その他収入について記入しました。
そして、子供の教育資金について記載する項目がありました。
子供の教育計画をどのように考えているかという内容です。幼稚園から大学まで、公立と私立どちらに通わせるのか、大学に通わせる場合は理系か文系か、自宅から通わせるか、下宿するか、という問いがありました。
これは家族で話し合わないと答えは出ないですね。
一応うちの場合は2人の子供を予定して、全て公立、大学は理系で、下宿させるという計画にしました。
複数のパターンでシミュレーションもできるようですし、実際は本人の意思によるでしょうし、あくまで仮定ですね。
家計の支出状況は、毎月の食費や家賃等の支出についてです。
年に1回などの定期的な大きな支出や車のローンのについても記載しました。
住まいについては、現在の住まいの状況や、今後の住宅の希望についてです。
今後の住宅の希望の広さや大体の建物の予算、住みたい地域について記載しました。
うちの場合は建物のみの予算で2500万、土地の予算として2500万程度と記載しました。
建物は32坪としました。30坪でもいいかと思いましたが、ちょっと大きめにしました。
これが妥当かどうか判断するためのライフプランシミュレーションなので、これも仮ですね。
住宅取得のための資金については、自己資金や親からの資金援助についてです。
また、借入先、借入額として考えていることや、退職金などの臨時収入についても聞かれました。
自己資金は、できれば貯金としてとっておきたいので0としました。
資金援助は、おそらく私の妻の両親から合わせて1千万くらいは援助してもらえそうです。
退職金はいくらもらえるのか全く想像つかないので、ネットで調べました。
正しいか分かりませんが、一般的であろう数字を記入しました。
借入先については、とりあえず金利が低い方がいいかと思ったので、ネット銀行を想定しています。
これからもうちょっと調べていきたいです。
最後に、老後生活の資金についてです。
加入している年金の種類と加入期間、定年後にもらえる毎月の額についてです。
これも色々調べる必要がありました。
まず自分の年金の加入期間ですが、定期的にはがきで届く「年金定期便」と、ねんきんネットを確認しました。
貰える年金の額について、現行制度が継続したと仮定したものになりますが、ネットで調べました。
私は三井住友銀行の「年金試算シミュレーション」で金額を出しました。
ねんきん定期便の情報と定年の年齢と年収があれば金額が出てきます。
実際に金額を見ると将来が不安になりますね。。
シミュレーション結果
記載内容を事前に営業担当にメールで送り、打ち合わせ当日。
宿泊したモデルハウスで打ち合わせです。
モデルハウスの記事はこちらです。
最初に記載した内容の確認をしてもらいました。
支出の収入に差がないか、土地の広さと予算が相場から離れていないか、等をチェックしてもらいました。
問題ないことが確認できたので、その後シミュレーションをしてもらいました。
シミュレーションは大きく二つに分かれていて、ウェルネストホームの家にかかる費用のシミュレーションと、それを踏まえた自分の家計のシミュレーションです。
建築費用
まずは、家にかかる費用のシミュレーション結果についてです。
家にかかる初期費用ということで、ウェルネストホームの資金計画書を作成してもらいました。
建物の広さは私の入力通りの32坪です。
資金計画書のデータはいただけなったですが、メモを取ることはOKだったので、そこからデータを復元しました。
まず前提として、土地から取得するということになっています。
土地の費用は分からないので関連費用は0円になっていますが、水道加入金と地盤改良工事費、外構工事を見込んでいて計300万円弱となっていました。
肝心の建築工事費についてです。
建築工事費に含まれているものは、本体工事費と、確認申請費用、屋外給排水、浄化槽費用等です。
別途費用となっているのはアンテナ工事費、照明器具工事費、カーテンレール工事費、冷暖房工事費です。
その他に追加工事予算も別途費用になっています。
詳細は省きますが、建築工事費で税込で2973万円、坪93万円です。
別途費用も足すと税込3243万円、坪101万円になりました。
前評判通りやはり高い気がしますね。。
ちなみに、追加工事予算として150万円(税抜)を見込んでおり、それも含まれています。
手数料等の諸費用として100万円弱も加えると、総額で税込3600万円ほどとなりました。
これは手が届かないな。。
さすがウェルネストホーム、高いですね。
シートに記入した希望の金額から1000万円以上オーバーしています。
初期費用は高く見えるかもしれませんが、ウェルネストホームは住んでからの費用があまりかからないようになっています。
と言われ、次に光熱費と維持管理費のシミュレーションです。
ウェルネストホームの光熱費、維持管理費
まず、光熱費のシミュレーションです。
右上に85歳までの累計光熱費1944.9万円とあり、これがシミュレーションの結果になります。
下はその計算根拠です。
建築後の電気代は月1.0万円、水道代0.5万円とあり、これはウェルネストホームで建てた住宅の実績がこれくらいのようです。
上昇率は3%とあり、毎年光熱費が3%ずつ上がっていくという計算条件になっています。
物価上昇分と、家庭状況の変動によるものも含まれていると理解しています。
余裕を見ての3%とのことですが、最近の電気代の高騰を見ると余裕があるか怪しい気がしますね。
次に、維持管理費のシミュレーションです。
ここに含まれる維持管理費というのは、外壁や屋根の塗り替え等の修繕、水回り等のリフォームのことを指します。
右上の85歳までの修繕費の支出1640万円がシミュレーション結果です。
まず、10年後に防蟻処理の8万円と、給湯器で30万円がかかります。
次に20年後に水回りので400万円と内装の改修で160万円です。
30年後には屋根と外壁の塗り替えで計220万円です。
これの繰り返しで60年後までに上記の金額がかかるというシミュレーション結果とのことです。
少し余裕をもって多めに金額を出しているそうです。
個人的には、20年後の室内の改修160万円は本当に必要か疑問でした。
普通の家の光熱費、維持管理費
上記の光熱費、維持管理費のシミュレーションは、ウェルネストホームで建てた場合を想定しているようで、ウェルネストホーム以外の普通の家の場合についてもシミュレーション結果を見せてもらいました。
普通の家っていうのが具体的には何も言われていないので分かりませんが、断熱性とか気にしていないで建てた家っていう感じの理解です。
こちらが普通の家の場合の光熱費です。
電気代は月2.5万円、水道代は変わらずです。
その結果85歳までの累計光熱費4736.1万円となります。
ウェルネストホームの場合と比べると、2431.2万円の差です。
次に維持管理費です。
トータルでは3120万円となり、ウェルネストホームの場合と比べると1480万円の差です。
金額の違いがどこにあるのかというと、屋根や外壁の修繕の周期や金額が異なり、室内の修繕費と防蟻についても金額が異なります。
光熱費と維持管理費のトータルコストの差を合計すると、3911.2万円です。
これくらいの差が出ますから、トータルコストで見るとウェルネストホームは高くないんですよ!っていう営業の仕方でした。
これを聞いて私は正直、ポジショントークなんだろうなと思いました。
光熱費のトータルコストの差が出てくるのは、断熱性を気にしないのであればその通りかと思いますが、私の場合はウェルネストホームで建てるかどうかにかかわらず、断熱性等の光熱費を抑える工夫はできるだけしたいと思っていますので、ウェルネストホームで建てるかどうかで光熱費の差はあまり出ないと思っています。
維持管理費のコストの差については、ウェルネストホームの家は維持管理費がかかりにくいと言いたい内容なのでしょうが、ウェルネストホームでなくても維持管理費のかかりにくい家はできると思います。
そして、基本的にここで挙げている維持管理費は義務的に払う必要のない費用です。どうしても必要な修繕費以外は、後回しにできる費用かと思います。
例えば室内の改修、フローリングやクロスの張替えなんかは必要なければやらくてもいいですし、後回しにすることもできます。そういった意味では本当にここまでの費用の差は出ないと思います。
つまり、こちらの普通の家の場合のシミュレーションは信用していません。
実際目的はウェルネストホームで建てる場合のシミュレーションであり、こちらは参考程度といった内容のものです。
ここまでが前座で、最後にトータルのシミュレーション結果です。
これは自分の収入や家計状況を入力してもらった上での結果です。
これはウェルネストホームで建てた場合の結果です。
85歳までの支出が収入を下回っており、貯蓄額は6900万円となっています。
この結果から、ウェルネストホームで建てられるというお墨付きをもらいました。
毎月の支出状況や、子供の教育資金についても何パターンか試してもらいましたが、いずれも貯蓄額はプラスになっており、問題ありませんでした。
ちなみこの結果についても、普通の家の場合のシミュレーションももらいました。
こちらも支出が収入を下回っていますので、家を建てても家計が破綻するということはなさそうです。
これも参考程度の結果でしょうが、希望の32坪という広さであれば、ある程度どんな家だとしてもローンを組んでも問題ないということが分かり、安心しました。
今後について
ここまでが今回のシミュレーションの結果です。
結論、ウェルネストホームで建てることになっても家計的に問題ないという結果でした。
営業さんからは、
ここまでが無料になります。これ以降の打ち合わせは建築アドバイザリー契約を結んでからになります。
ということで、無料でできるのはここまでで、これ以降の具体的な話はウェルネストホームで建てる!と決めてからになります。
ちなみにこの建築アドバイザリー契約は、いわゆる設計契約や仮契約といったものに近い内容で、敷地の調査や図面の作成などの建築設計業務を行うものになります。
申し込み金は110万円(税込)で、後に契約する工事請負契約の金額に充当されます。
解約する場合は、打ち合わせの進行状況に応じて返金されます。
私は、今のところウェルネストホームでは建てるつもりはないかなと思っています。
先にも書きましたが、維持管理費と光熱費を抑えた家をウェルネストホーム以外で建てればいいのではと思うからです。
モデルハウスの見学と宿泊体験でウェルネストホームの良さは分かりましたので、良かったと思うところは参考にして家づくりをしたいと思います。
まとめ
ウェルネストホームでは、無料でライフプランシミュレーションを行ってもらえるということで、お願いしました。
家計の状況をヒアリングシートに入力することで、自分の家計状況を改めて整理することができました。
子供の教育方針について入力する欄もあったので、妻と話し合うことが出来るいいきっかけになりました。
シミュレーションの結果、ウェルネストホームで建てることができると分かりました。
ただ、資金計画書を見ると建築費用が結構高額でした。
なので、ウェルネストホームではなくともランニングコストを抑えた家づくりをすれば、より家計的に安心できるのではと思いました。
ところで、ハウスメーカーや工務店を複数比較する際、1社ごとに話を聞きにいくと、ものすごく時間がかかりますよね。
実際に行ってみると分かりますが、1回あたり1~2時間は拘束されます。
それを何社も繰り返すとなると、貴重な休日が何日も潰れてしまいます。
自分達に合っているハウスメーカー、工務店はどこか。
できるだけ多くの会社から比較検討はしたいものの、
実際に足を運ぶと時間がかかってしまうため、下調べが必要です。
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家づくりは人生の中でも大きな決断です。
家族だけでなく、第三者からのアドバイスを受けた上で一歩踏み出すのもアリではないでしょうか。
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